医療法人 誠志会 砥部病院

砥部病院
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平成29年度

2017/07/19
平成29年 No.5

 舟見和浩君(仮名)への手紙

 拝啓 最近の君の活躍には目を見張るものがあります。朝早くから病院に来て、張り切って仕事をしていますね。作業と仕事の区別をしっかり理解している君は、「おデブちゃん」とか「子ブタちゃん」とか患者さんから言われても、今、目の前に居る患者さんに優しく声をかけ、喜んでもらえるように仕事をしています。
 先日Mさんの臨終の場で思い出したのは、食事の度に君が、Mさんの髪に櫛を通してくれていたことでした。本当にありがとう。
 ヘルパーさんが不足していることに理解を示し、「看護師の基本の仕事は介護ですから僕頑張ります」と言ってくれた時には、思わずハグしようかと思いましたが、腹と腹がぶつかると思い、やめました。
 そんな舟見君ですが、最近気になることがあります。先日松山看護学校で病院の説明会があった時、君のクラスメイトがたくさん来てくれました。その子たちが口を揃えて言うのは、「舟見君は一番前の席で授業中居眠りをしている」ということでした。
 後ろで授業を受けている人たちは、巨体が左右、前後に揺れて、時々身震いする舟見君の姿が、否応なしに視野に入り、授業に集中できないそうです。授業中はしっかりと起きて、ノートを取り、日々賢くなる自分をイメージして、学生の本分を全うしてくださいね。
 3年後、君は今度こそストレートに正看護師の学校を卒業するという未来を思い描いていることでしょう。
 アメリカの人類学者マーガレット・ミードは「未来とは今である」という名言を残しています。今の積み重ねが未来を作ると思えば、勤労学生の舟見君の勉強に割ける時間は少ないのですから、授業中の今、その時に集中しなければならないという意味です。
 さて、教育学の授業では先生から「君の発想は柔軟性があっていい」と褒められたそうですね。私も鼻高々です。
 舟見君が、砥部病院の仕事を通じて成長し、もう少し身体と脳みそが引き締まれば、舟見君のようになりたいとクラスメイトがたくさん砥部病院に来てくれると思います。砥部病院の広告塔としての自覚を持って学生生活を楽しんでください。
平成29年5月24日

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