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医療法人 誠志会 砥部病院

砥部病院
〒791-2114
愛媛県伊予郡砥部町麻生40-1
TEL:089-957-5511
FAX:089-957-5542

名誉院長の麻生だより

2014/01/24

 平成25年12月14日、To-be(トゥービー)とモンレーヴ砥部のオープニング セレモニーが挙行されました。ショックだったことは、徳本総師長から「先生の挨拶は、何を言っているのかわかりませんでした。みんながゲラゲラ笑っているのだけがわかりました」と言われたことです。その挨拶について紹介しましょう。
 「いちど社長と呼ばれたいと思っておりました中城でございます。モンレーヴとはフランス語で「私の夢」という意味ですが、7年前にエーザイの求めに応じて私が書いた作文を読ませていただきます。『将来的には、砥部病院を中心にして、有料老人ホームや高齢者住宅を展開していきたいと思っています。一般的な老人ホームは、高い終身利用料を払っても、いったん病気になれば退去しなければなりません。病院が隣接していれば、病気になっても認知症になっても退去することなく、施設に居ながら入院しているのと同じような治療を受けることができます。ひとりの患者さんを見つめる時、この人は介護保険で、この人は医療保険でと簡単に割り切れない人がたくさんいます。介護保険施設でぎりぎりまで過ごされて、最後の最後に救急車で急性期病院に運ばれて、後手、後手にまわる治療だけは何とかしなければならないと思っています。砥部病院とこれから作るすべての施設を渡り廊下でつないで、医療、介護、福祉の一体化した理想的な複合施設をつくり、日本全国から入居者や見学者が来るようになることが、私の夢です』まさに、真民先生の「念ずれば花開く」、上甲監督の「夢かなうまで挑戦」、今日、その7年前の「私の夢」の第一歩を踏み出せたことに感慨深いものを感じております。 中略 To-be(トゥービー)の五つ目の意味は「飛べ」「飛躍」です。私が雄郡小学校6年生の時、担任の杉本正隆先生が、卒業する私たちのために「飛べ、飛べ、小鳥よ、大空へ」という詩を書いて下さいました。今は、小鳥だけでなくダチョウのような体になってしまいましたが、このTo-be(トゥービー)と共に飛躍して参りたいと思っております。 中略 この砥部町で、医療、看護、介護が時間的空間的に切れ目なく一体化して提供でき、高齢者が最後まで安心して暮らすことの出来る理想的な施設を実現して、砥部町の夢を愛媛県の夢に、愛媛県の夢を日本の夢にすることが、これからのモンレーヴ、私の夢であります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
 この施設は砥部病院と一心同体です。そのことは、To-be(トゥービー)のロゴマークにも表現しています。来年もまたよろしくお願いします。
平成25年12月18日

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